仏教で説かれる不安

こんばんわ。

仏教法話の復習のためにブログを書いています。何か参考になることがあれば幸いです。

 

私の人生には、不安がつきまとっています。この世は諸行無常で変わらないものはありません。だから失わないか、元気でいられるか不安です。それ以外にも何となく不安にかられます。

 

不安には二つあると教えていただきました。

煩悩から来る不安。諸行無常から来る不安かと思います。

もう一つ、無明の闇の不安

   何のために生きているのかなぁ?

   苦しくともなぜ生きなければならないのだろうか?

   でも死ぬのは恐ろしいよなぁ

   死ねばどうなるのだろうか?

 

仏教で無明の闇を教えていただく前は、二つの不安という考えはなく、ごっちゃになっていたのでしょう。

 

煩悩から来る不安は、この世で生きている間だけの不安。苦悩の枝葉。

無明の闇の不安は、永遠の生命のなかの多生の不安。苦悩の根元。

 

スケールが違います。無明の闇が晴れても煩悩から来る不安はなくならないけれども、その不安が不安のままで不安で無くなる無碍の一道に出られるということだと思います。煩悩から来る不安は問題にならなくなるということだと思います。