「#104[教学講義]まことの教えは現当二益」の動画をみました

おはようございます。


私は煩悩が出るのではなく、煩悩が欲しいと自ら求めているように思います。


心穏やかに生きたいと思っていたら、
ひょんなことから仏教を学ぶことになりました。


「#104[教学講義]まことの教えは現当二益」の動画をみました。


阿弥陀仏の救いは1回か?2回あるのか?この問いかけに対してお答えされた蓮如上人のお言葉があります。

  問うていわく、
  「正定と滅度とは一益とこころうべきか、また二益とこころうべき。」
  答へていわく、
  「一念発起のかたは正定聚なり。これは穢土の益なり。つぎに滅度は浄
  土にてうべき益にてあるなりとこころうべきなり。されば二益なりとお
  もうべきものなり。」

阿弥陀仏の救いは2回あります。
1回目は、一念で名号をいただき、正定聚の身となること。(信心決定)
  これで無明の闇が破れ、絶対の幸福に生かされる。
2回目は、死んだら極楽浄土に生まれ、仏の身となる。
  滅度とは、すべての煩悩を断滅して生死海(迷いの世界)を度(わた)っ
  た仏果を意味します。

この阿弥陀仏の本願の救いの教えを「現当二益」の教えといいます。

この2度目の救いは、阿弥陀仏の11願である必至滅度の願で誓われており、すでに成就しているから。

  たとひわれ 仏を得たらんに、
  国中の人・天、定聚に住し、
  かならず滅度に至らずは、
  正覚を取らじ
  
  わたしが仏になるとき、
  わたしの国の天人や人々が正定聚に入り、
  必ずさとりを得ることがないようなら、
  わたしは決してさとりを開きません


阿弥陀仏の本願を説く教え、すなわち仏教は、
  教えにおかしなところがない完全な教えであるとともに
  その救いも完全
です。

親鸞聖人のお言葉では、
  「横超とはすなわち願成就
   一実円満の真教真宗これなり」


阿弥陀仏の48願は、
  18願以外の47願は、王本願である18願を約束するための願
です。


しかし1段の悟りも獲ていない私の智慧では名号のすごさ、価値は理解できない。この価値のわかるのは、仏様だけ。大宇宙のガンジス川の砂の数ほどおられる仏様すべてがこの名号を褒め讃えています。

このようにして見せると誓われたのが、阿弥陀仏の17願、諸仏称名の願です。

  たとひわれ仏を得たらんに、
  十方世界の無量の諸仏、
  ことごとく咨嗟して、わが名を称せずは、
  正覚を取らじ
  
     ことごとく咨嗟して=一人残らず褒めたたえて
     わが名を称せずは=南無阿弥陀仏の名号を唱えない仏がいたら


お釈迦様はこの17願の解説を大無量寿経でされています。
実はこの大無量寿経は上下巻で構成されています。
  上巻は阿弥陀仏のお言葉で書かれて阿弥陀仏の48願
  下巻は大事な願のみのお釈迦様のお言葉による解説
です。

この17願の解説を「17願成就文」といいます。

  十方恒沙の諸仏如来は、
  みなともに無量寿仏の
  威神功徳の不可思議なるを
  讃歎したまふ。
  
    威神功徳=「南無阿弥陀仏」の名号
    不可思議=すごい不思議なお力のある名号だ。
         何故そのようなすごいお力があるのかわからない。
         何故そのような名号ができるのかわからない。

この17願成就文に続いて本願(18願)成就文がある。
  本願成就文の「聞其名号」という其(その)は17願成就文で説明した
  其(その)ということです。

講義、ありがとうございました。

 

 

 

 

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ではまたね~!